堀内 亮(ほりうち・りょう)
青森県弘前市出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。
2003年、初のソロリサイタルを青森市および二戸市で開催し、同年10月よりイタリア・ローマのサンタチェチーリア音楽院に留学。M.モウケに師事し同音楽院及びビエンニョ特修コースの卒業試験に於いて最高得点を修め、首席で卒業した。その後タールベルク音楽院に於いてF.ニコロージに師事し、2012年に完全帰国、活動の場を日本に移した。
これまでにモーツァルト国際、チッタ・ディ・アヴェッツァーノ国際、チッタ・ディ・ロッケッタ国際、トーディ・ウンブリア国際、ポンペイ・ロータリー財団コンクール(以上イタリア)など数多くの第1位入賞を果たしているが、2010年フランス・セットゥのクロード・ボネトン国際コンクールで第2位及び3つの特別賞を受賞し、更に2011年同じくフランス・ボルドーでのメリニャック国際コンクールで第1位を受賞したのを皮切りにヨーロッパに於ける演奏活動の場を確固たるものにした。
ピアノ・ソリストとしてナポリのエヴァンジェリカ教会、モンテファルコの聖フランチェスコ教会、ティボリのエステ荘など、イタリアやフランスを中心に音楽祭に招かれての演奏活動を展開し好評を博している一方で、フランス・プロヴァンスにてコダマ・オーケストラとショパンのピアノ協奏曲第1番を、アブルッツォ交響楽団及びサンタ・チェチーリア学生オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を、またカンパーニャ交響楽団とリストのピアノ協奏曲第1番の共演を果たしている。
現在は演奏活動を行なう傍ら、武蔵野音楽大学および附属音楽教室にて非常勤講師をつとめ、後進の指導に当たっている。
公益財団法人日本ピアノ教育連盟会員、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)指導会員、イモラ国際ピアノオーディション実行委員。
これまでに、坂井玲子、M.モウケ、B.フォシェ、A.ナセトキン、L.ナウモフ、G.ムニエ、B.ベルマン、F.ニコロージ、B.リグット、K.ゲキチ、A.チッコリーニの各氏に師事。
■2001年■
◇東京文化会館新進音楽家デビューコンサートオーディションに合格、演奏会に出演
■2004年■
◇フォッジャ(伊)第6回 ロッソマンディ国際ピアノコンクール第3位(1位無し)
■2005年■
◇ローマ(伊)第5回 イタリア "ハイペリオン" 音楽コンクール(ピアノ部門)第2位
◇ルルマラン(仏)第1回 ローレン・ヴィーベル財団国際コンクール(ピアノ協奏曲コンクール)第1位
■2007年■
◇フラスカーティ(伊)第2回 モーツァルト国際ピアノコンクール第1位
◇ラクイラ(伊)第2回 "チッタ・ディ・アヴェッツァーノ"ピアノコンクール(欧州ピアニスト部門)第1位
◇サレルノ(伊)第6回 アントニオ・ナポリターノ国際ピアノコンクール(ピアニスト部門)ドメニコ・スカルラッティ特別賞
■2009年■
◇サレルノ(伊)第5回 ジュゼッペ・テッラッチャーノ国際ピアノコンクール(ピアニスト部門)第2位
■2010年■
◇ナポリ(伊)第7回 ジギスムント・タールベルク国際ピアノコンクール第3位(1位無し)
◇アッシジ(伊)第5回 アルトゥーロ・ミケランジェリ国際ピアノコンクール第3位(1位、2位無し)
◇セットゥ(仏)第3回 クロード・ボネトン国際ピアノコンクール第2位、ロマン派楽曲賞、近代楽曲賞、声楽伴奏賞
■2011年■
◇ボルドー(仏)第11回メリニャック国際ピアノコンクール第1位
◇ポンペイ(伊)ロータリー財団国際コンクール第1位
◇ロッケッタ(伊)第12回チッタ・ディ・ロッケッタ国際ピアノコンクール カテゴリーE 第1位、協奏曲部門第1位
◇ヴェルシリア(伊)第20回リビエラ・デッラ・ヴェルシリア国際コンクール カテゴリーX 第1位
◇サレルノ(伊)A.M.M.Iプレミオ・スペチアーレ国際 第2位
◇ペダラ(伊)第20回カンポキアーロ国際コンクール カテゴリーF 第1位
2005〜2008年の演奏活動の記録
楽曲解説や奏法について書き留めたブログ
イタリア生活を綴っていたブログ
尊敬するピアニスト | A. ミケランジェリ、A. チッコリーニ、A. ヴォロドス |
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趣味 | 野球観戦、猫と遊ぶこと、筋トレ、ゲーム |
クラシック以外の音楽 | Earth, Wind & Fire、KIRINJI、Neri Per Caso(ネーリ・ペル・カーゾ) |
食べ物 | カレー、パスタ(特にペペロンチーノ)、鶏肉、ツナ缶 |
飲み物 | 赤ワイン(特にMontepulciano d'Abruzzo)、エスプレッソ、最近は日本酒も |
愛読書 | ロマン・ロラン著「ベートーヴェン」、綾辻行人著「館」シリーズ、野村克也氏の著書 |